どんな時に受診する?
◆関節の痛み・変形がある時
肩・肘・手首、股関節(足の付け根部分)・膝・足首・足など全身の関節トラブルに対処します。
*典型的なリウマチ初期症状
①40歳以上の女性
②両手の指が朝に硬くなって痛い
リウマチは血液検査、レントゲン検査によって診断可能ですので、心配な方は一度検査をされることをお勧めします。早期に治療を開始することにより、将来の関節変形を予防し症状を抑えることができます。
◆腰痛、首の痛み、肩こりがある時
ある程度年齢を重ねると「肩が凝る」「腰が痛い」といった症状は多くの人に見られることですが、「手がしびれる」といった症状は頚椎(首の骨)に問題があることも多く見受けられます。レントゲンで確認することにより脊髄狭窄などの原因を確認することが出来ます。
◆けが(全般)をした時
打ち身、ねんざ、骨折、手足の皮膚、筋肉、化膿した傷の治療も整形外科の専門です。
*頭部の打撲・骨折は脳外科の専門分野になります。
*顔面部の切り傷、顔面部の化膿した傷は形成外科皮膚科の専門分野となります。
◆手足のしびれがある時
転びやすくなった、手・足がしびれるといった症状は整形外科的な病気が考えられます。ご自身の現在の骨や筋肉の状態をきちんと把握するためにも、診察を受けることをお勧めします。
◆骨粗しょう症
骨がスポンジのようにスカスカになってしまう症状のことです。骨粗しょう症になると骨がもろく骨折しやすくなります。
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症状について、わからない事があれば、お気軽にお尋ね下さい。
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◇整形外科と外科と形成外科の違い
◆整形外科では骨や関節、筋肉、神経など運動に関係する器官の病気を診療します。肩こり、腰痛、肩や膝の痛み、ねんざ、骨折、打撲、怪我(すりきずなどを含む)などは整形外科が得意とする診療分野です。
◆外科では胃腸・肺や心臓など、主に内臓の病気を(手術などで)治療することが専門となります。
◆形成外科は、生まれながらの異常や、病気や怪我などによってできた身体表面が見目のよくない状態になったのを改善する(治療する)外科で、頭や顔面を含めたからだ全体を治療対象としています。